« 2009年7月3日 | トップページ | 2009年7月13日 »

2009年7月 4日 (土)

[魔法の世界へご招待♪]

44187248_202s
44187248_51s
44187248_4s


『世界の肖像』 トピック
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=44187248&comment_count=13&comm_id=1808806 より



ハリー・ポッターシリーズ
本の販売部数は、全世界で3億とも4億とも言われ、
映画も大ヒット、
いまや、1人の魔法使いの少年の話は、
世界中の子どもたちの夢と希望、
そして、憧れとなっている。


さて、今日は、みなさんを、
そんな、この地上に実在する、夢と希望の
魔法使いや魔女たちの世界にお連れしよう。

アンゴラの男の子、ドミンゴスくん(Domingos Pedro)の
お父さんが亡くなったのは、12歳のときだった。

突然の死に、お医者さんは死因を特定することが出来なかった。

だが、ドミンゴスくんの親戚たちには、
その死因は、明白なものだった。


親戚たちは、ドミンゴスくんの家に集まると、
ドミンゴスくんを押さえつけ、
ロープで足を縛ると、
天井から、真っ逆さまに吊り下げた。

そして、親戚たちは言った。

「お前が、父親を殺したことを白状しなければ、
 このロープを切って、お前を床に叩き付ける。」


「彼らは『魔法使いだ!、魔法使いだ!』と叫んでいました」

そう、ドミンゴスくんは、
ニューヨークタイムズのインタビューの中で、
涙を流しながら語った。

「ぼくの周りで、たくさんの人が、
 一斉に叫びました。」


ドミンゴスくんは、恐怖から、
親戚たちの望むように答えた。

だが、親戚たちは、それでは満足しなかった。
彼らは、ドミンゴスくんを縛ったまま、
川まで引きずって行き、
そのまま、放り捨てようとした。


そのとき、地元の長老ブリオさん(Ferraz Bulio)がやってきて、
ドミンゴスくんを助けた。

「彼らは、男の子を、叩き殴っていました。
 これは、魔女や魔法使いとされた者たちに対して行われることです。
 このようなケースでは、よく行われることです。」


ナイジェリアの11歳の女の子
マリーちゃん(Mary Sunday Dan)は、次のように話す。

「わたしの両親は、わたしたち兄弟を、
 教会に連れて行きました。
 
 そうしたら教会の女の人が、
 わたしたち兄弟を魔女だと言いました。
 
 両親は、わたしたちから離れて、
 十字架を見せつけました。
 
 
 わたしと弟のエライジャ(Elijah)は、
 家が貧しいのと、3ヶ月の妹が死んだのを、
 わたしたちのせいだと言われました。
 
 そして、エライジャは、漂白剤を無理やり飲まされました。
 エライジャは、具合が悪くなって、
 血を吐いて、そして死にました。
 
 
 それから、両親は、わたしにも飲ませようとしたのですが、
 わたしが抵抗すると、両親は、わたしの頭や身体に、
 熱い苛性ソーダをかけました。
 
 わたしは泣き叫びました。
 
 そうしたら、お父さんは、バイクにわたしを乗せました。
 わたしは病院に連れて行ってくれると思いました。
 
 でも、お父さんは、遠くの森まで連れて行って、
 わたしを置き去りにしました。
 
 
 4日たったとき、わたしを家に連れて帰ってくれる人に会いました。
 
 そうしたら、村の人たちは驚いて、わたしの両親に、
 わたしを村の外へ追い出すように言いました。
 
 お父さんは、わたしを遠くの街まで連れて行って、
 わたしは置いていかれました。
 
 そこにはわたしのような子どもがたくさんいました。
 
 夜中になると、ギャングの子たちがやってきて、
 わたしたちを何度もレイプしました。」

アメリカ合衆国の2008年のレポートでは、
次のように記述されている。

「10月、アンゴラ政府は、
 子どもを魔女扱いし、虐待したとして、
 3つの教会を閉鎖した。

 子どもたちは、魔女とされ、
 家族から孤立させられ、
 食事や水を拒否されたり、
 劇物を身体にかけられたり、
 目や耳に唐辛子をすり込まれたりされている。
 
 そして、時に「悪魔祓いの儀式」で、
 殺されている。」

だが、これは、アフリカ古来の伝統というよりも、
キリスト教の悪魔祓い(エクソシズム)に由来する。

悪魔祓いを行う教会やエスソシストは、
魔女や魔法を作り上げ、
人々の不安や恐怖に付け込み、
高額の謝礼を要求して悪魔祓いの儀式を行う。

魔女や魔法使いにされて、
清めのお金を払ってもらえない子どもは、
捨てられたり、売られたり、
そして、人知れず処理されている。


2009年3月には、ローマ法王ベネディクト16世が
アンゴラを訪問したとき、
司祭や修道女たちに、間違った魔女信仰と戦うように語った。


2008年12月、
ナイジェリアのアクワ・イボム州 (Akwa Ibom)で、
テレビの取材で、魔女や魔法使いの子どもたちを
100人以上殺したと自慢していた
「司教」と呼ばれていたウルアップ・アヤ(Sunday Ulup-Aya)が、
殺人容疑で警察に逮捕された。

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の調査をしている
ジェフ・クリスプ(Jeff Crisp)は、
魔女や魔法使いとされ虐げられている人たちの問題は、
決してアフリカだけの問題ではなく、
世界中に広まっていると警告している。

世界中で、何万人もの子どもが、
魔女や魔法使いとされ、
虐待され、そして殺されている。


-----
リンク
BBC
Nigeria 'child witch killer' held
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/7764575.stm

New York Times
African Crucible: Cast as Witches, Then Cast Out
http://www.nytimes.com/2007/11/15/world/africa/15witches.html

Pope Tells Clergy in Angola to Work Against Belief in Witchcraft
http://www.nytimes.com/2009/03/22/world/africa/22pope.html

Guardian(UK)
Channel 4's Dispatches to investigate Nigerian 'witch children'
http://www.guardian.co.uk/media/2008/oct/22/channel4-television

CNN
Abuse of child 'witches' on rise, aid group says
http://edition.cnn.com/2009/WORLD/africa/05/18/nigeria.child.witchcraft/

2008年アメリカ国防省のアンゴラの人権レポート
http://www.state.gov/g/drl/rls/hrrpt/2008/af/118985.htm

ナイジェリアのこの問題に取り組んでいる団体
Stepping Stones Nigeria
http://www.steppingstonesnigeria.org/

CRARN
http://www.crarn.org/


-----
写真
1.ドミンゴスくんとお母さん
2.マリーちゃん
3.2009年2月、政府と社会に、この問題を訴える
魔女や魔法使いだとされた子どもたち

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年7月3日 | トップページ | 2009年7月13日 »